【ボクシング】「浪速の激闘王」命名の田中将吾プロデビュー戦でKO宣言「前半で圧倒して倒す」
アマ6冠ボクサーのルーキー田中将吾(22=大橋)がプロデビュー戦で堂々とKO宣言した。25日に東京・後楽園ホールで開催される所属ジム興行フェニックスバトル117大会で、23年東日本フライ級新人王の高熊龍之介(25=松本ACE)との同級6回戦を控える。24日には東京・文京区の東京ドームシティにある「blue-ing!DISCOVER」内で前日計量に臨み、50・5キロでパスした高熊に対し、田中将は50・7キロでクリアした。 担当トレーナーとなる元世界3階級制覇王者八重樫東氏(41)が「激闘王」と呼ばれていたことにあやかり、大阪・藤井寺市出身の田中将は早くも「浪速の激闘王」と呼ばれる。八重樫トレーナーのアドバイスを受け、プロでは初体験の計量も無事にクリア。田中将は「八重樫さんのアドバイスで減量し、体調はすごくいい。自信しかない。しっかりKOでデビューを飾りたい。前半で圧倒して倒したい」と自信たっぷりに言い切っていた。【藤中栄二】