ロッテ サイ・ヤング賞の新外国人左腕・カイケルが近日中に来日 9連戦中に登板へ 吉井監督「いつでも投げられる状態」
ロッテの吉井理人監督(59)が9日、新外国人のダラス・カイケル投手(36)が近日中に来日し、10日・オリックス戦からの9連戦中に初登板することを明かした。「ビザは出たと聞いています。9連戦で投げないと、彼が来る意味がない」と話した。 カイケルは190・5センチ、93キロの技巧派左腕だ。2012年にアストロズでメジャーデビュー。今季はブルワーズでプレーし、先発として4登板した。メジャー通算103勝92敗、防御率4・04。アストロズ時代の2015年には20勝8敗でサイ・ヤング賞に輝いた。 現在は2日に1度、約100球を試合形式で投げ込んでいるという。指揮官は「『(日本に)来て、次の日にいけと言われたらいく』と言っていたので、いつでも投げられる状態ではある」とフル稼働を期待した。 メジャー時代と変わらず先発起用を予定されている左腕は、獲得が発表された7月30日に「これから残りのシーズン、どんどん勝ちましょう!リーグ優勝、日本一に向けて、ファンの皆さんと戦えることを楽しみにしています」とコメントするなどやる気満々。輝かしいキャリアを積んできたベテランが、チームに勝利をもたらす。