出社時のランチは「おにぎり2個とサラダ」です。コンビニで買っていますが、おにぎりだけでも持参すべきでしょうか? 1人暮らしで、できるだけ「節約」したいです…
1人暮らしをしていると、自炊するのが難しかったり面倒だったりで、出社時のランチはコンビニや飲食店で済ます人は多いかもしれません。一方で外食の機会が増えると出費はかさみがちになるため、全て自炊にするのは大変だけどできる限りは節約もしたいと考える人もいるでしょう。 本記事では、コンビニでおにぎりを買うのをやめて、お米を買って炊いて持参すると節約効果はあるのか解説します。世の中にはさまざまなコンビニや商品が存在しますが、今回は大手コンビニチェーンのセブン-イレブンで提供されている商品を例に説明します。 ※商品内容や価格はあくまで執筆時点の情報であり、店舗によって取り扱いがなかったり今後販売終了となったりする場合もあります。 ▼職場のランチ代節約したい!「おにぎり」だけは栄養的にNG? 節約効果も検証
「おにぎり2個とサラダ1個」でいくらかかる?
例えば、セブン-イレブンの手巻おにぎり「味付海苔おにぎりおかか」と「手巻おにぎりだしの旨味昆布」を選び、サラダは彩りや食感を楽しめる「ツナ&コーンサラダ」を買うと合計約473円(税込み、以下同様)となります。 おにぎりとサラダも複数種類があり、組み合わせによって支出金額も変化します。「ポーク玉子おむすび」2個、600円近くする「季節限定たんぱく質が摂れるサラダボウル」を買うと約1129円となり、組み合わせによっては1000円を超えるケースもあります。 季節限定や手作り感、高級感のある商品を組み合わせるほど価格は高くなる傾向があるといえるでしょう。 今回は、「味付海苔おにぎりおかか」「手巻おにぎりだしの旨味昆布」と「ツナ&コーンサラダ」の組み合わせでシミュレーションしてみます。1ヶ月間(出社日数は20日とします)毎日同じ組み合わせで買うと約9460円かかります。
お米を炊いて「おにぎり」を持参すると節約効果はある?
ではコンビニでおにぎりを買わずにお米を買い、自宅で炊いて持参すると節約効果はあるのでしょうか。 総務省統計局が発表している2023年の小売物価統計調査(動向編)によると、東京都区分における「うるち米(コシヒカリ5キログラム)」の年平均価格は2323円です。茶わん1杯分が150グラムの場合精米は約65グラムとされており、1食分に換算すると約30円、1ヶ月間続けると約600円かかります。 実際はお米を炊くために電気代やガス代などもかかり、お米の品種や炊飯器の使い方などによっても変わります。炊くための経費を加味して仮に1食あたり40円かかる場合は1ヶ月で800円かかる計算です。 先ほどのセブン-イレブンの事例でサラダのみ買うと1日あたり約213円、1ヶ月間で4260円かかります。お米を炊いて「おにぎり」を作ると800円かかる場合は合計で約5060円となり、全てコンビニで買う場合に比べて約4400円節約できます。