高級外車の代名詞ハーレー「一番高いの持ってきて」と言ったら…600万円オーバー! 価格も排気量もブッチギリのモデルとは?
2024年のカタログ掲載モデルで最も高価なハーレーダビッドソンとは
世の中には「この棚のここからここまで全部ちょうだい」「お店で一番高いの持ってきて」なんて買い物をする人がいるとか……。さて、バイクに詳しくない人でも知っている外車の高級バイクといえば「ハーレーダビッドソン」ですが、そんなハーレーダビッドソンのお店で「一番高いの持ってきて」なんて注文をしたらどうなるのでしょうか。 【画像8点】お値段は約650万円!最高級のハーレーダビッドソン「CVO」を写真で解説「排気量もトップで1977cc!」 結論からお伝えしますと、ハーレーダビッドソンの2024年モデルで新車価格が最も高いのはCVOストリートグライドとCVOロードグライドという車種で651万3100円。車体色によって価格が異なるのですが、その価格となるのはハーレー伝統のオレンジ×ブラックの車体色「レジェンダリーオレンジ」で彩られた車両となります。 ベース価格とされる車体色であっても2車ともにお値段562万9800円。その差は88万3300円で、車体色の変更でちょっとしたバイクが1台買えてしまう程という……。 では、その2車がどんなバイクか紹介していきましょう。 ストリートグライド、ロードグライドという車名は何となく聞いたことがあるという人もいるかと思います。 年配の方は「やっこカウル」といった方が馴染みあるかもしれませんが、「バットウイングフェアリング」を装備するのがストリートグライド。逆スラントしたヘッドライトの「シャークノーズカウル」を装備するのがロードグライド。 大ざっぱに言ってしまうと、カウルとハンドル以外は大体一緒です。 どちらもハーレーダビッドソンの中では「グランドアメリカンツーリング」というカテゴリーに属しており、大きなカウルで防風性を確保&荷物を入れられるサイドケース標準装備で快適に長距離ツーリングを楽しめるモデルとなっています。 では、その前にある『CVO』とは何なのかというとカスタム・ビークル・オペレーションの略で、いわばメーカーメイドのカスタム車ということ。 というと、メッキパーツとかオプションてんこ盛りにした豪華仕様でしょ?なんて思う人もいるかもしれませんが、専用エンジンでパフォーマンスを高めていたり、足まわりも変更されていたりともはや別車種と言える内容で、そのうえ熟練のメカニックがハンドメイドで製造を行なっています。 いわばCVOシリーズはハーレーダビッドソンの頂点に君臨するバイクなのですが、そのようなバイクゆえ生産台数も限られており、完売に近いという情報も(2024年9月上旬時点)。「本気で一番高いのが欲しい」という方は販売店へ問い合わせてみてください。