記者会見を行った大橋ジムの大橋秀行会長（左）とＤＡＮＧＡＮジムの瀬端幸男会長

　ボクシングの大橋ジム・大橋秀行会長とＤＡＮＧＡＮジム・瀬端幸男会長は１４日、横浜市内で記者会見を行い、ヘビー級の１６人トーナメント「フェニックストーナメント　アジアヘビー級チャレンジカップ」を２０２５年に開催することを発表した。 　５月に１回戦、７月に２回戦、９月に準決勝、１１月に決勝を行う。優勝賞金は１０００万円。対象選手は次の通り。 　（１）国内のＣ級ボクサー（４勝までで、Ｂ級昇格していないことが前提） 　（２）アジア圏（韓国、中国、台湾、モンゴル、インドネシア、インド、フィリピン）の、ＪＢＣが認める４回戦資格選手 　（３）他団体からの参加者は、協会加盟のボクシングジムに所属し、Ｃ級プロテストに受かっていることが必須 　瀬端氏は、ヘビー級の選手が他の格闘技に流れていることを憂慮し、「重量級を盛り上げたい」と趣旨を説明。大橋氏は「ヘビー級は今後のボクシング界にとって大事なところじゃないかと思う」と話した。 　また、今年４月２５日開幕のライト級６人トーナメント「フェニックストーナメント　アジア最強ライト級トーナメント」の出場選手と組み合わせも発表された。 　今永虎雅（大橋）と馬強、齊藤陽二（角海老宝石）と齊藤真之介（石川）が１回戦で対戦。勝者が１回戦シードのアジアランカーと７月１８日の準決勝でそれぞれ対戦し、決勝は１１月２５日に行われる。優勝賞金は５００万円。