「わが国の軍備を見て」自民・森山総務会長が発言 海自鹿屋航空基地の航空ショー
自民党の森山裕総務会長は28日、地元の鹿児島県鹿屋市で催された海上自衛隊鹿屋航空基地の航空ショーに来賓として出席し「わが国の軍備の実情をご覧いただき、隊員がいかに努力しているかを正しくご理解いただく機会になれば素晴らしいと考えている」と述べた。戦力の保持を禁じる憲法9条と矛盾するとして、波紋を呼ぶ可能性がある。 【写真】ショーで飛行したブルーインパルス ショーのセレモニーであいさつに立ち、同基地の存在意義を強調し、自衛隊員を励ます中で言及した。 森山氏は「軍備」という言葉を使った真意について、西日本新聞の取材に「自衛隊の設備という意味で使った。軍とか軍事の意味で使ったわけでは全くない。誤解を招いたとしたら遺憾だ」と語った。
西日本新聞