これから子どもに学費がかかるのに夫が「GT-R」を購入したいそうです。新車で購入すると高いんですよね?維持費も気になります。
車が好きな人の場合、GT-Rという車種は一度は聞いたことがあるでしょう。GT-Rは日産から販売されているスポーツカーで、購入が難しいほど人気かつ希少な車種です。 今回は、もしも教育資金が必要な世代で夫がGT-Rが欲しいと言った場合に、必要な維持費や費用を紹介します。 ▼トヨタ「アル・ヴェル」は月々でいくらの支払いが必要? 返済額を試算してみた!
GT-Rを新車で買うのはいくらかかる?
ここではまずGT-Rの新車価格を確認します。現在、日産の公式サイトで公表されているいくつかのグレードをピックアップし、表1にまとめました。 表1
※日産自動車株式会社「日産:NISSAN GT-R価格・グレード」を基に筆者作成(2024年5月時点) 購入価格は1500万円から3000万円程度と高額になっています。
GT-Rの維持にかかる費用
次に、GT-Rの維持にかかる各種費用を紹介します。GT-Rは一般的なコンパクトカーなどと比較してガソリン代や自動車税などさまざまな費用が高めの設定です。 ■ガソリンはハイオク GT-Rはハイスペックの車であることからガソリンはレギュラーガソリンでなくハイオクです。そのため、レギュラーガソリンよりも1リットルあたりプラス10円程度高いと考えましょう。 例えば、経済産業省資源エネルギー庁によると、5月20日時点のガソリン価格の全国平均は、レギュラーで174.8円/リットル、ハイオクでは185.6円/リットルです。仮に20リットル入れる場合、レギュラーガソリンでは3496円ですが、ハイオクガソリンでは3712円と違いが見られます。 ガソリン代の差は積み重なると大きな差になるでしょう。 ■自動車税は6万円超え GT-Rは排気量が大きい車であることから自動車税も高くなっています。 コンパクトカーの場合、排気量が少なく自動車税は3万円程度で済みますが、GT-Rは総排気量が3.799リットルで排気量3500cc超から4000cc以下のクラスに該当するため、6万5500円です。 毎年6万円を超える自動車税の支払いが必要であり、これから子どもに学費がかかる家庭の場合は出費がつらいと感じるでしょう。