【バドミントン最新世界ランキング】奈良岡功大は2ランクアップで4位に浮上! 宮崎友花も10位台にランクイン<シングルス>
9月24日、BWF(世界バドミントン連盟)が発表する世界ランキングが更新された。Super1000の中国オープンの結果が反映され、上位に進んだ日本選手にも順位に変動があった。ここでは、男女シングルスの動きについて紹介する。 【男子シングルス】 石宇奇(シー・ユーチー/中国)、ビクター・アクセルセン(デンマーク)の1、2位は変わらず。アンダース・アントンセン(デンマーク)が2ランクアップの3位となった。 中国オープン準優勝の奈良岡功大は、1万1500ポイントを手にして2ランクアップ。4位に浮上した。同大会1回戦でリー・ジジャ(5位/マレーシア)に勝った渡邉航貴は、一つ順位を上げて14位につけている。 B代表勢は、田中湧士(30位)、大林拓真(33位)に続き、マレーシア国際(IC)で準優勝を果たした秦野陸が10ランクアップの65位、小川翔悟が20ランクアップの111位と、大きく順位を上げている。 【女子シングルス】 8月のパリ五輪金メダル以降、大会への出場を控えているアン・セヨン(韓国)だが、昨年の好成績によりランキングの1位をキープ。同じく、パリ五輪以降は試合に出場していない陳雨菲(チェン・ユー・フェイ/中国)も、変わらず2位は守っている。中国オープンで優勝を果たした王祉怡(ワン・ジーイ/中国)は、1万3500ポイントを獲得。二つ順位を上げて3位に食い込んできた。 同大会ベスト4の山口茜も、2ランクアップして6位。大堀彩は9位をキープし、トップ10を守っている。 山口に準決勝で勝ち、Super1000の中国オープンで準優勝を勝ち取った高校生の宮崎友花が3ランクアップの18位。日本勢3番手の奥原希望(16位)の背中が見えてきた。 5番手以降は、仁平菜月(26位)、明地陽菜(44位)、高橋明日香(48位)。さらに続く杉山薫(51位)と、マレーシア国際優勝で12ランクアップした郡司莉子(52位)は、わずか20ポイント差だ。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO