松山英樹の「パリ五輪」銅メダル獲得ギア
◇パリ五輪 男子 最終日(4日)◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7174yd(パー71) 【画像】現地の熱気はすごかった 松山英樹が2021年「東京五輪」に続く2回目の出場で、五輪メダル(銅)を初獲得した。慣れ親しんだクラブ、ボールで日本の男子ゴルファーとして初めて表彰台に上がった。 今年2月の「ジェネシス招待」で、2年ぶりのPGAツアー通算9勝目。ドライバーは当時と同じ住友ゴム工業製のダンロップ スリクソン ZX5 Mk II LSを使用。スイング作りの過程で、シーズン中にスタンダードモデルとスイッチした試合を経て、6月「ザ・メモリアルトーナメント」で戻した。 7月のスコットランド2連戦(ジェネシス スコットランドオープン、全英オープン)でも使用した3番アイアン(スリクソン ZX5 Mk II)は、約3年間愛用してきた5W(コブラ KING RADSPEEDツアー)にパリで変更した。 直近の「全英オープン」まで使用していたスコッティキャメロンのサンドブラスト加工を施したパターも、エースのプロトタイプにスイッチ。主戦場の米ツアーで何度も優勝争いを演じてきたクラブで、日本男子ゴルフ界に新たな1ページを刻んだ。
<2024年パリ五輪 松山英樹のクラブセッティング>
ドライバー:ダンロップ スリクソン ZX5 Mk II LS(9.5度) シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(重さ80g台、硬さTX) フェアウェイウッド:テーラーメイド Qi10 (3番15度)、コブラ KING RADSPEED(キング ラッドスピード)ツアー フェアウェイウッド(5番17.5度を19度合わせ) シャフト:グラファイトデザイン ツアーAD DI(3W=90g台、TX ブラックカラー/5W=100g台、TX) アイアン:ダンロップ スリクソン Z-フォージド II(4番~PW) シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー(S400) ウェッジ:クリーブランド RTX4 フォージド(52、56、60度) シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド ツアーイシュー(52度、56度=S400/60度=X100) パター:スコッティキャメロン プロトタイプ ボール:ダンロップ スリクソン Z-STAR XV