渡邊圭祐、「珍しいくらい母親から長文が来ました」 映画『八犬伝』大ヒット、家族の反響明かす
俳優渡邊圭祐(30)が3日、東京都内で映画「八犬伝」(曽利文彦監督)大ヒット御礼舞台あいさつに、鈴木仁(25)、松岡広大(27)、藤岡真威人(20)らと登壇し、撮影にまつわるエピソードなどを語った。 1842年に完結した日本のファンタジー小説の原点とたたえられる「南総里見八犬伝」をVFXを駆使して実写映画化。里見家の呪いを解くため戦う八犬士たちの冒険を描いた【虚】パートと、「八犬伝」の作者・滝沢馬琴の感動の実話である【実】パートの2つが交錯する物語。 10月25日の公開以来大ヒット中の同作。渡邊は「珍しいくらい母親から長文のラインが来ました」と家族の反響を明かすと、鈴木は友人から一緒に見に行こうと何度も誘われたと言い「恋愛映画だと男友達は恥ずかしかったりするんで、こういう作品だと前のめりで…3回以上は見に行くことになると思う」と笑った。 ステージに上がった4人は八犬士を演じ、殺陣などアクションシーンが多かったが渡邊は「僕らは八犬士の戦いの場面から(クランク)イン。すごい立ち回りでドギマギして、逆にそれで仲が深まりましたね」としみじみ語った。 八犬士の中、一番年下で撮影時は未成年だった藤岡は「時代劇は初めてで、映画も2回目くらい。右も左も分からない状態でした」と初々しい表情で振り返った。 途中、滝沢馬琴役の役所広司(68)と葛飾北斎役の内野聖陽(56)からのメッセージ動画がスクリーンに放映され、大先輩からの温かい言葉に4人はしきりに感動していた。
中日スポーツ