猛暑などの影響か 静岡県内の海水浴客数は前年の8割 自治体で明暗分かれる
静岡県は、2024年の夏季期間中の海水浴客数を発表し、猛暑などの影響で前の年の8割にとどまったことが分かりました。 静岡県によりますと、今年の夏季期間中(7月1日~8月31日)の海水浴客数は76万6858人で、前の年の82.7%となりました。 減少した要因について県は「連日の猛暑や南海トラフ地震臨時情報発令の影響」と分析しています。 自治体別でみると、お盆の時期に海水浴客が集中し、市内3か所すべての海水浴場で客数が増加した熱海市が前年比110.2%と大幅に増えたのに対し、南海トラフ地震臨時情報発令期間中に、町内2か所の海水浴場を遊泳禁止にした西伊豆町は前年比42.5%と大幅に減少し、自治体で明暗が分かれる形になりました。