ミームコイン「PIPO」が非公式伝える、Yay!のエアドロ請求中止やデザイン変更も
ミームコイン「PIPO」が非公式伝える
バーチャルワールド「Yay!」運営のナナメウエが、現在ステーカーへ実施しているミームコイン「PIPO」のクレーム(請求)中止を10月25日発表した。 発表によると今回の中止は、「PIPO」運営の今後のサービスアップデートと今後の方向性の変更に伴い、関係各位との協議の結果、決定した事項となるとのこと。 またそれに伴いナナメウエは、「PIPO」に関連した「誤解を生む該当のツイート(本文ママ)」を削除したという。同社は「再度ステーカーにとって良い形となるよう慎重に検討をした上で、Yay!における今後のアップデートをご案内させていただきます」と述べている。 また「PIPO」公式Xからも同ミームコインに関する声明が出されている。 その声明では、まず同ミームコインが「独立したものである」とし、非公式であることが伝えられている。 そしてIPを尊重し、現在のアートワークが進められないと判断したとのことで、今後X、コイン、マスコットについて外観の変更を行うと発表されている。 「PIPO」は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)が1999年より発売したゲームタイトル「サルゲッチュ」の「ピポザル」をモチーフにしたミームコイン。Sony Block Solutions Labs(ソニーブロックソリューションラボ)開発のブロックチェーン「Soneium」上で発行される初のミームコインと「PIPO」のサイトでは紹介されていた。 ナナメウエでは、先日実施した「Yay! ステーキングキャンペーン」の参加者に対して「PIPO」のエアドロップを10月22日に実施。エアドロ対象者のステーカーは「PIPO」のサイトにて、ウォレットを接続することで「PIPO」の請求が可能となっていた。 なお取得できる「PIPO」はイーサリアム(Ethereum)ネットワーク上で発行されたトークンで、「Soneium」のメインネット公開後に同チェーンへのブリッジが可能となることが示唆されていた。
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)