「9000万円女性トラブル」中居正広、『金スマ』収録中止で問われる“番組存続”危機…視聴率下落、“月2回放送”定着の矢先に発生した“空白期間”の可能性
クリスマスに取りざたされた中居正広の“女性トラブル”。一連の報道によって、中居の出演番組にも影響を及ぼす事態になった。 【写真あり】自宅から高級車で出てくる「中居正広」 発端となったのは、12月20日配信の「NWESポストセブン」の記事。それによれば、2023年に中居を含めた3人の会食の場で、ひとりが欠席し、中居と女性の2人だけになった際、2人の間で深刻な問題が発生。中居が“解決金”として、約9000万円を支払ったという。 12月25日には、追い打ちをかけるように「文春オンライン」で、トラブルの詳細が報じられた。それ以降、各スポーツ紙も「9000万円女性トラブル」について報じ、中居に対して、世間からの反応の声も日に日に増している。 そんななか本誌「Smart FLASH」は、中居のレギュラー番組のひとつである『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系、以下『金スマ』)の12月26日の収録が、一連の報道を受け、前日に急遽、中止になったことを報じた。 TBSは本誌の取材に対して「制作過程ですので、お答えは差し控えさせていただきます」と回答している。 2001年に放送開始した『金スマ』は、中居が司会を務め、女性視聴者をおもなターゲットに、芸能人の“波瀾万丈な人生”や社交ダンスなどをテーマに放送するバラエティ番組。もともとは『中居正広の金曜日のスマたちへ』の番組名でスタートした。 毎週金曜日の夜に20年以上も放送されている長寿番組だが、近年は“変化”が見られていた。 「放送20周年を迎えた2021年に番組内容をリニューアルし、中居さんとゲストの1対1のトーク企画や、特定の芸能事務所に焦点を当てた企画がメインとなりました。過去の『金スマ』出演ゲストの振り返りや『モーニング娘。』や『AKB48』の元メンバーを招いた“アイドル特集”など、スペシャル回が増える反面、放送回数は激減。 現在も、毎週金曜日の放送であることをうたっているものの、最近は月2回の放送が定着しており、ときには月に1回しか放送されないこともありました。2000年代は平均世帯視聴率が20%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区。以下同)を記録していたものの、ここ数年は2ケタを下回ることが多く、リニューアル後も苦戦を強いられていたのです」(テレビ局関係者) 放送回数が減っていたなかで、中居の深刻なトラブルが発覚した。各局のレギュラー番組は対応に追われているが、『金スマ』にとっても打撃となりかねない。 「TBSは苦戦を強いられるなかでも、中居さんの知名度や、司会者としてのスキルの高さを買って『金スマ』を継続してきました。ただ、月2回の放送になっていたということは、収録回数も減り、1回の収録時間も長かったということです。 そのため、今回の件で中居さんが収録を欠席するとなれば、その“穴埋め”は大きな負担になります。総集編などで乗り越えるとしても、何回も繰り返せるものではありません。 まったくの別番組で代替するとなれば、長らく『金スマ』自体が放送されなくなり、番組にとって大きな“空白期間”ができてしまいます。今後の中居さんの動向次第ではありますが、番組存続に関わる事態にもなりかねませんよ」(同前) 中居の芸能生活を揺るがしかねない騒動に、視聴者も“スマイル”とはいかなそうだ。