アトレティコ・マドリード（第17節ヘタフェ戦のスターティングメンバー） [写真]＝Getty Images

　アトレティコ・マドリードは9日、大手飲料メーカーである『レッドブル』とスポンサー契約を締結したことを発表した。 　近年、世界中のスポーツ界で存在感を示す『レッドブル』が、遂にスペインサッカー界にも上陸することとなった。今回の発表によると、アトレティコ・マドリードは『レッドブル』と2027年6月までとなるスポンサー契約を締結。なお、今回はあくまでスポンサー契約のため、『レッドブル』が保有するライプツィヒ、ザルツブルク、ニューヨーク・レッドブルズ、RBブラガンチーノ、そしてRB大宮アルディージャのように、クラブ名やユニフォームカラー等の変更はないものと見られる。 　アトレティコ・マドリードはクラブを通して、今回のスポンサーシップがもたらすメリットを説明。「今回の提携により、両社はグローバルな存在感、継続的な成長、成功への探究等の強化を期待している。アスリート個人とチームの双方に『翼をさずける』というコミットメントを継続するこのオーストリアの企業が、スペインにおいてサッカークラブと手を組むのは、今回が初のことだ。今年、『レッドブル』は『リヤド・エア・メトロポリターノ』で開催される試合や主要イベントにおいて重要な役割を果たし、スタジアムに足を運ぶすべてのファンに楽しんでもらえるような製品を提供してくれる」としている。 　また、アトレティコ・マドリードのオスカル・マジョCRO（最高収益責任者）も次のようにコメントを発表している。 「我々は、エンターテインメントと偉大な挑戦への情熱を共有する『レッドブル』と新たな冒険に乗り出すことを喜んでいる。彼らがスペインサッカー界で初めて経験することが、我々とともにあることに感謝を伝えたい。我々はともに、スポーツとは献身、ハードワーク、そしてファンを熱狂させるアドレナリンの塊であると信じている。選手たちは決してあきらめず、転んでも立ち上がって再挑戦する。これは、『レッドブル』とアトレティコ・デ・マドリードの共通の精神であり、『リヤド・エア・メトロポリターノ』でファンが楽しむことができる素晴らしいイベントの中で、それらが示されていく」