【岡田彰布のそらそうよ】「新外国人打者の見極めは自分のスイングができ、軸がブレない選手やわ。今季はそんな選手が何人いるかやな」
バースはもともと2番手それが史上最強助っ人に
入団当初は2番手外国人だったバース。ただ最初からボール球を打たない、軸のしっかりしたスイングをしていたわ。日本野球に慣れたら史上最強の助っ人になったわ/写真=BBM
懐かしい話になるが、“阪神ファン”なら思い出す外国人選手でラインバックがいた。ファイトあふれるプレーで、ホンマ、人気があったよね。オレが入団した1980年。この1年だけの接点で、そのオフに退団した。 彼のことは、先輩からよく聞いていた。76年、初来日のあとのキャンプ。とにかく打球が外野まで飛ばない。まともな当たりがなく、見ていた誰もがズッコケた……という逸話が残る。同時入団の大物ブリーデンがいたので、ラインバックは2番手の外国人選手。それでも、あまりのひどさに、キャンプの時点であきらめたようだ。 そのとき、彼を指導したのが・・・
本文:2,277文字
購入後に全文お読みいただけます。
すでに購入済みの方はログインしてください。
週刊ベースボール