リオで南米最大のカーニバル開幕 市長が鍵を王様役に手渡す
【サンパウロ共同】南米最大を誇るブラジル・リオデジャネイロのカーニバルが9日、開幕した。カーニバルの王様役の男性に、リオのパエス市長が市を統治する権限を象徴する鍵を手渡す恒例行事が行われた。 今年は11日からのサンバのトップチームによるパレードが目玉となる。式典に出席したサビノ観光相は「皆にとって喜びにあふれたカーニバルになることを期待している」と述べた。 カーニバルはリオのほか最大都市サンパウロなどブラジル各地で行われ、国内外から観光客ら約4900万人が訪れると見込まれる。政府は新型コロナウイルス感染拡大前の水準を上回る90億レアル(約2700億円)の経済効果を期待している。