韓国の7人組グローバルグループ『ENHYPEN』が初の3都市ドームツアー開幕 会場は悲鳴のような大歓声
韓国の7人組グローバルグループ「ENHYPEN(エンハイプン)」の初3都市ドームツアー「ENHYPEN WORLD TOUR 'WALK THE LINE' IN JAPAN」が9、10日に埼玉県所沢市のベルーナドームで開幕した。通算3度目となるワールドツアーの一環。2020年11月のデビューから約4年での3都市ドーム開催はK―POPの男性グループ史上最速となる。12月28、29日にみずほペイペイドーム福岡、来年1月25、26日に京セラドーム大阪を回る。 今年7月23日発売の「ROMANCE:UNTOLD」がオリコン週間アルバムランキングで初登場1位となり、通算8作目の首位を獲得したENHYPEN。メンバーはJUNGWON(ジョンウォン、20)、HEESEUNG(ヒスン、23)、JAY(ジェイ、22)、JAKE(ジェイク、21)、SUNGHOON(ソンフン、21)、SUNOO(ソヌ、21)、NI―KI(ニキ、18)の7人で、8月には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」への初出演も果たし、破竹の勢いで成長を続けている。 昨年の2度目のワールドツアー「‘FATE’」内では2都市で初のドームツアーを開催。東京ドーム公演はデビューから史上最速の2年10カ月での開催となり、K―POPボーイグループの史上最速となった。「次のツアーではさらにパワーアップした姿で日本のドームへ帰ってくる」というENGENE(エンジン=ファン)との約束を果たし、今回は3都市を回るドームツアーが実現した。 ツアータイトルの「WALK THE LINE」には、過去・現在・未来のENHYPENの成長ストーリーを盛り込んで、ENGENEと一緒に歩んでいく未来を変えていくという思いを込めている。「Brought the Heat Back」でオープニングを飾り、一人ずつ顔がスクリーンにアップで映し出されるたびに、悲鳴のような大歓声が響き渡った。 会場が半野外のため、夕刻になるにつれて寒さが増していくと、HEESEUNGが「寒いですか? 寒いENGENEはこっちにきてください。僕が抱きしめてあげます」と甘い言葉で気遣い、ファンをメロメロにさせる場面も。ステージでは代表曲「Given―Taken」の日本語バージョンや、最新アルバムのリード曲「XO(Only If You Say Yes)」など全26曲を披露した。 NI―KIは「自分が今までしてきたコンサートの中で一番自分らしさを見せることができた。すごく楽しかったし、この2日間僕たちを見に来てくれたENGENEの皆さんありがとうございます。愛してます」と感謝を伝えながら、「ENGENE、ずっと一緒にいますよね。付いてきてくれますか? 浮気するなよ!」と呼びかけてファンを喜ばせた。
中日スポーツ