荒川区長選挙に立候補した3氏の経歴・政策まとめ
任期満了に伴う荒川区長選挙が11月3日告示、11月10日投票、11月11日開票の日程で実施されています。今回の荒川区長選挙には届け出順に自由民主党と公明党が推薦する町田高(まちだ・たかし)氏(50)、日本共産党が推薦する茂木正道(もぎ・まさみち)氏(70)、滝口学(たきぐち・がく)氏(54)の無所属新人3名が立候補しました。本記事では立候補した3人の経歴・政策をご紹介します。
町田氏は荒川区出身、駒澤大学卒業。2015年から荒川区議会議員を務める
町田氏は1974年荒川区生まれ、駒澤大学法学部政治学科卒業。2015年から荒川区議会議員選挙に3期連続当選。荒川区議会震災・災害対策調査特別委員会委員長、建設環境委員会委員長、福祉区民委員会副委員長、予算に関する特別委員会委員長、文教・子育て支援委員会委員長を歴任しました。
町田氏が掲げる政策とは
町田氏は自らのホームページにおいて以下の政策を公表しています。 1.文化・教育・スポーツの充実 ・文化芸術ホールの建設で、区民が芸術に触れる機会を創出。 ・陸上競技用トラックの設置など、健康づくり環境を整備。 ・区立小中学校における教育費の無償化促進 ・区立小中学校で新たな教育環境整備 ・小中学校の不登校対策とヤングケアラー支援 ・発達障害児の支援の充実 2.災害に強い、安全・安心な街づくり ・防災指令センターの確立 ・木造密集地域の不燃化促進と区道、私道の無電柱化促進 ・避難所の全面インフラ整備を進め、Wi-Fi、蓄電設備、バリアフリー化の促進 ・最新技術を活用した防災訓練の実施と啓発活動強化 3.誰もが生き生きと暮らせる福祉の充実 ・介護予防プログラムの多様化。 ・シニア世代の就労支援強化。 ・健康診断や運動実施でポイントが貯まる「あらかわ健康ポイント制度」の活用。 ・主要施設のバリアフリー化を4年以内に100%達成。 ・障害を持つ方が親亡き後も安心して生活ができる環境整備 4.子育て世代が安心できる環境づくり ・「あらかわすくすく子育てアプリ」にAIを活用した24時間対応の育児相談機能を追加。 ・妊娠期から子育て期まで一貫した切れ目のない支援の拡充 ・スマート区役所の実現:「来ない」「書かない」「並ばない」行政の実現。 ・特殊詐欺の根絶 ・交通公園計画の見直しと、自転車レーンの拡充を推進。 5.持続可能なまちづくりと地域経済の活性化 ・ゼロカーボンシティの実現に向け、公共施設のLED照明化を100%達成。 ・地域版電子通貨を導入し、商店街の支援と地域経済を活性化。 ・区民が利用する駅の改札口の複数化とバリアフリー化の推進 ・経済安全保障の観点から、区内中小企業の守るべき技術は保護しながらも積極的な市場展開をサポートします 6.行政改革と安心安全な街へ ・スマート区役所の実現:「来ない」「書かない」「並ばない」行政の実現。 ・特殊詐欺の根絶 ・交通公園計画の見直しと、自転車レーンの拡充を推進。