DeNA・大貫晋一、「明日で決める」 日本シリーズ第6戦先発に同僚の投球からヒント「ストライクゾーンをどう使うか」
DeNAの大貫晋一投手(30)が1日、先発する2日の日本シリーズ第6戦ソフトバンク戦(横浜)に向けて、神奈川県横須賀市の球団施設で調整。福岡で3連勝し日本一に王手をかけて挑む登板に「勝って日本一になれるように。明日で決めると強く思っている」と意気込んだ。 三浦監督の方針に沿って口を開いた。前回27日の第2戦では2イニング⅓7安打5失点とソフトバンク打線に打ち込まれたが「第2戦を振り返るっていうよりかは、明日の方が大事なので振り返ったりはしてないです」。チームは短期決戦の戦い方を「ミスは忘れて次のプレーへ」と決めて臨むが大貫も同じ。「やられた原因とか必要な反省はもう終わっている。気持ちと体の準備をするだけ」と強く言い切った。 「失投を見逃してくれなかったり強くスイングしてくるので、どう僕の方から勝負するのかというのが大事だと思います」 参考にするのはソフトバンク打線を封じてきた同僚の投球。「良い流れできている。みんなストライクゾーンで勝負していた。四球も少なかった。ストライクゾーンをどう使うか」。打ち気をそらす投球を心掛ける。 2日の予報は雨だが「いや、あんまり気になんないです。気持ちも高ぶってますけど、いつもどうり冷静に投げたい」。今季は6勝7敗も、2020年(10勝)、22年(11勝)と2度2桁勝利を挙げている右腕は、クールに決める。 (写真は球団提供)
中日スポーツ