カラフルな世界観に惹きつけられる『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』場面写真
ペドロ・アルモドバル監督最新作『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』より場面写真が解禁された。 【写真】『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』場面写真 病に侵され安楽死を望む女性マーサ(ティルダ・スウィントン)と、彼女に寄り添う親友イングリッド(ジュリアン・ムーア)の最期の数日間を描く本作は、ペドロ・アルモドバル監督とって初の全編英語作品。2人のオスカー女優が繊細で美しい友情を体現し、第81回ヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した。 この度解禁されたのは、ティルダ・スウィントンとジュリアン・ムーアがそれぞれ演じる、マーサとその親友イングリッドを捉えた場面写真。 ペドロ・アルモドバル監督の特徴である色彩豊かな映像美が本作でも存分に発揮されており、ニューヨークを舞台に、都会的な暮らしを営む2人の女性の人生を描くうえで、カラフルなプロダクションデザインが大きな役割を果たしていることがうかがえる。 本作のプロダクションデザインを務めたのは、これまでにマーティン・マクドナー監督の『スリー・ビルボード』や、ルカ・グァダニーノ監督の『サスペリア』など著名監督の作品を多く手掛けたインバル・ワインバーグ。 衣装は、『オール・アバウト・マイ・マザー』『ボルベール 帰郷』の2作品でアルモドバル作品に携わったビナ・ダイヘレルが担当している。 色彩の魔術師と称されるアルモドバル監督の新たな挑戦に、多くの映画ファンが期待を寄せている。 『ザ・ルーム・ネクスト・ドア』は2025年1月31日(金)より全国にて公開。
シネマカフェ シネマカフェ編集部