車いすでシリアを逃れた少女は今、刑務所で拷問された青年は今 BBC記者が再会
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(注意:映像には性的虐待や拷問の証言が含まれます) シリアのアサド政権が崩壊した今、圧政を逃れて難民となった在外シリア人の多くは驚きと喜びと期待だけでなく、かつての恐怖の記憶がよみがえる経験をしている。 BBCのファーガル・キーン記者に対して12年前、アサド政権の監獄で拷問され繰り返しレイプされた経験を語った男性は、当時は名前も顔も伏せていたものの、今回初めてカメラの前で顔を出し、「レネ・シェヴァン」と名前を名乗り、記者に思いを語った。 内戦を逃れてシリアから欧州へ向かう何十万人もの避難民の一人として、2015年8月にキーン記者と知り合ったヌジーン・ムスタファさんは、当時と変わらない笑顔で、シリアの未来に向けて希望を口にした。 キーン特別特派員が報告する。
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