具志川商、春夏通じて初の甲子園「勝利の花咲かせたい」 第93回選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会の選考委員会が29日、オンラインで開かれ、具志川商(沖縄)の春夏通じて初めての甲子園出場が決まった。 【センバツ出場校決定】運命決めた選考の様子 地元出身の選手たちで甲子園を目指してきた具志川商に21世紀枠での出場切符が届いた。これまで沖縄大会8強が最高だったが、2020年秋大会は強豪の興南などを破って準優勝。九州大会でも熊本大会を制した東海大熊本星翔を制して8強入りした。主将の粟国は「率直にうれしい。今まで取り組んできたことを甲子園の舞台で発揮して、勝利という花を咲かせたい」と意気込む。 沖縄のチームの21世紀枠での出場は、初年度(01年)の宜野座以来20年ぶり。喜舎場(きしゃば)監督は「県民の皆さんに全力プレーを見せて元気を与えたい」と活躍を誓った。【遠藤孝康】