名古屋城、テレビ塔がアート作品に 名古屋が誇る歴史建築の魅力にふれる/愛知
輸出陶磁器商、井元為三郎によって建てられた文化のみち橦木館(名古屋市東区)。大正末から昭和にかけての建築様式を見学でき、名古屋市の文化財にも指定されている。同施設では4月23日~5月6日の期間中に、「名古屋歴史建築散歩~ドイツ人・日本人クリエーターによる作品展~」を開催。館内の随所に、イラストレーターとペーパークラフト作家のアート作品を展示する。 作品のテーマとなるのは名古屋に残る歴史建築。名古屋のシンボルである名古屋城やテレビ塔はもちろん、お洒落な近代建築や神社仏閣などをアート作品にして表現する。会場となる橦木館自体が近代建築ということもあり、名古屋の近代建築の魅力にふれる機会となりそうだ。 参加する作家には、イラストレーターの「クレメンス・メッツラー」と「近藤美和」、ペーパークラフト作家の「杉野順子」ら。5月4日には3作家が作品の成り立ちや、建築への思いを語るアーティストトークも催される。