【NBAドラフト2024】トップ2はフランス勢が独占か。そして“キングの息子“、“和製カリー”の指名は?
見逃せないブロニーと富永の行方
その他にも潜在能力がピカイチと言われるロン・ホランド(18歳/Gリーグ・イグナイト)や、フィジカル系ガードのアイザイア・コリアー(19歳/サザンカリフォルニア大学)、コンバインで圧巻の身体能力を披露したデビン・カーター(22歳/プロビデンス大)など有力選手が数多くいる。とはいえ今ドラフトで最大の注目を集めるのはレブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)の長男、ブロニー(19歳/サザンカリフォルニア大学)だ。 昨季は開幕前に心停止で病院に運ばれるというショッキングな出来事に見舞われると、その後治療によって回復したものの、結果的に平均4.8点、2.8リバウンド、2.1アシストと選手としての評価を下げてしまった。しかし、コンバインで見せたパフォーマンスやメディアへの対応を見て興味を示すスカウトも出てきており、ドリュー・ホリデーやデリック・ホワイト(ともにボストン・セルティックス)のような気の利いた選手に成長するのではとの声もあがっている。現状レイカーズが2巡目で指名すると予想されるが、父と子の共演は実現するのか。 そして日本人4人目のNBA入りを狙う、富永啓生(23歳/ネブラスカ大学)の行方も気になるところだ。コンバインには招待されず、各メディアが展開するモックドラフトでも名前が挙がっていないことから、正直なところ指名される可能性は低いと言わざるを得ないだろう。しかし、NCAAの3ポイントコンテストで優勝するなど、シューターとして最高クラスの評価を受けているのは間違いなく、帰国前にはロサンゼルス・クリッパーズ、サクラメント・キングス、シカゴ・ブルズのワークアウトに参加した。指名されるのであれば2巡目になると予想されるが、ドラフトで夢のNBA入り果たせるか注目だ。 NBAドラフト2024 概要 ■1巡目指名 日時:日本時間6月27日(木)午前9時 会場:バークレイズ・センター(ニューヨーク州ブルックリン) ■2巡目指名 日時:日本時間6月28日(金)午前5時 会場:ESPNシーポート・ディストリクト・スタジオ(ニューヨーク州ニューヨーク)