アメリカ南部フロリダ州に26日に上陸した大型のハリケーン「ヘリーン」の影響による死者が少なくとも90人にのぼることがわかりました。 ハリケーン「ヘリーン」は26日、5段階のうち2番目に強い「カテゴリー4」の勢力でフロリダ州に上陸後、勢力を弱めて熱帯低気圧になりましたが、CNNによりますと、これまでに死者は5つの州で90人にのぼるということです。 うち30人の死亡が確認されたのはノースカロライナ州バンコム郡で中心都市アシュビルでは多くの家屋などが浸水していて道路が寸断されています。 地元当局は今後も死者が増える恐れがあるとしています。 また進路となったフロリダ州・ジョージア州を含め200万世帯以上で停電が続いています。甚大な被害を受け、バイデン大統領は、週内に被災地を訪問する意向を示しました。