アミューズメントエキスポ開幕 景品「1000円の壁」に推し活グッズ、日用品が人気
業務用ゲーム機は大画面の派手な演出や性能の高さで人気作を輩出してきたが、2000年以降、家庭用ゲーム機の高性能化で差別化が困難になった。非行少年のたまり場といったイメージが客足を遠ざけ、ゲームセンターの店舗数は減少傾向が続く。コロナ禍が直撃し、22年にセガサミーHDが完全撤退するなど、事業環境は厳しい。
一方、店舗運営は収益改善が進み、アミューズメント産業界の実態調査によると、業務用ゲーム機市場の縮小は14年度に止まった。コロナ前の19年度までは拡大傾向で、22年度の市場規模は6855億円と、19年度の7054億円に迫っている。
アミューズメントエキスポ2024は15、16の両日に開催。16日は一般入場日で午前9時から午後5時まで。午前9時から入場できるアーリーチケットは3000円、10時からの入場は2000円、午後1時からの入場は1000円で、小学生以下は無料。(高木克聡)