侍Jの先発・井上温大、何度も帽子が脱げるほどの熱投で8奪三振…六回途中2失点で降板
野球の国際大会「ラグザス プレミア12」(読売新聞社など協賛)は13日、1次ラウンドB組の日本(侍ジャパン)対オーストラリア(バンテリンドームナゴヤ)が行われ、侍ジャパン先発の井上(巨人)は、何度も帽子が脱げるほどの熱投で、六回途中5安打2失点、8個の三振を奪った。 【写真】辰己が先制につながる犠飛を放つ
侍ジャパンに初めて選出された23歳の左腕・井上。初回、先頭打者のMLBドラフト全体1位指名を受けたバザーナに中前打を許したが、落ち着いて後続を断った。その後は140キロ台後半の直球に、時折見せる100キロ台のカーブと、緩急をうまく使った。
六回、先頭のボジャルスキにソロ本塁打を浴び、続くバザーナに右前打を浴びたところで降板したが、試合を作り、初戦の先発という大役を果たした。