「建設技術展2024関東」開幕、鉄鋼業界からも多数出展。園田日本製鉄常務が「プロストラクト」PR
最先端の建設技術を紹介する「建設技術展2024関東」が13日、東京・豊島区のサンシャインシティ文化会館ビルで開幕した。2日間の日程で行われ、鉄鋼業界からも多くの企業が出展している。 日本製鉄グループはグループ7社が出展。建設ソリューションブランド「ProStruct」(プロストラクト)のコンセプトに基づく19の「鋼材×利用技術」パッケージのうちハット形鋼矢板など土木分野の五つのパッケージを製品・工法とともに紹介した。初日の13日には厚板・建材事業部長の園田裕人日本製鉄常務執行役員が訪問。園田常務は「『プロストラクト』の展示は激甚化する災害に対応したグループのソリューション技術に絞った。具体的な適用法や定量的な効果を技術サポーターとともに示しており、必要な時に必要なパッケージを引き出すツールボックスのようなもの。脱炭素の観点でも全社で展開する『NSカーボレックス』の建設分野にあたるものが『プロストラクト』。関東は控える物件も多く潜在的にさまざまな形でお役に立てると思っている。建設分野で時間や環境価値を鉄は提供できるということを改めてPRしたい」と語った。