空港から搭乗口へスムーズに行く方法はあるのでしょうか? 極力並びたくありません。
「どこの保安検査場を使うか」もポイント?
年末年始やゴールデンウィークといった繁忙期は、国内線・国際線ともに空の便が混雑し、航空各社は余裕をもって早めに空港に到着することを推奨しています。そして到着後、搭乗までの間の手続きで、時間がかかるものがチェックインや保安検査です。これを少しでもスムーズに手続きできる“時短テク”はあるのでしょうか。 【超役立つ!】JAL&JJPのスーパー有能“時短”機器&設置位置 航空各社への取材やSNS情報などをまとめると、次のような点がこれらの手続きをスムーズに進めるコツといえそうです。 ●チェックイン時 ・オンラインチェックインを活用する(預け手荷物がなければ、カウンターに寄ることなくそのまま保安検査場へ向かえる) ・荷物を預ける際は羽田・成田・伊丹・那覇など主要空港の多くで導入されている「自動手荷物預け機」を活用する。預け手荷物がある場合は、こちらを使用すれば搭乗手続きを待つ列に並ぶことなく、スムーズに保安検査場へと進める ・機内持ち込みの制限が厳しいLCC(格安航空会社)を利用する場合は、規定を超える手荷物の機内持ち込みは追加で料金がかかり、手続きにも時間がかかる。また、空港での追加購入は割高となるため、超過しそうな場合は事前購入をする ・羽田、成田空港の国際線エリアでは、顔認証による搭乗手続き「Face express」を導入している。これを活用すると専用保安検査レーンを使えるため、利用できる空港や航空会社の場合は、チェックイン前に登録を済ませる。 ●保安検査場通過時 ・保安検査場通過時には必ず、乗客1人1人が、搭乗券やQRコードなどの提示を求められる。検査場前で探す手間が省くため、手元に準備した状態で検査場に並ぶ。 ・足首が隠れる履物や上着は保安検査場で脱ぐ必要があるため、検査前に準備しておく。 ・例えばJALでは、羽田空港第1ターミナルで用いる保安検査場の多くで、PCや飲み物を取り出さずに検査を受けられる「スマートセキュリティ」を導入しているので、そういった新設備を積極的に活用する。また、保安検査場が複数ある空港では、それぞれの検査場で混雑具合にバラつきがあるケースもあるという。 ※ ※ ※ これらを総合すると、乗客自身のスマートフォンなどのデジタルデバイスを活用することや、手荷物預け機をはじめとする最新の装置を活用することが、空港に到着してからスムーズに搭乗口へ行ける鍵となりそうです。
乗りものニュース編集部