富士山頂の初日の出、メタバースでいかが 静岡県が仮想空間で初企画 元日から限定公開
富士山頂からの初日の出をメタバースでー。静岡県は2025年の元日から期間限定で、静岡県が運営する仮想空間「メタバース・シズオカ」内に富士山の御来光をデザインした空間を設け、さまざまな体験型コンテンツを用意する。担当者は「初日の出をメタバースで楽しみ、新年にふさわしい特別な体験をしてほしい」と活用を求める。 静岡県が2024年1月に運用を始めた仮想空間内の「フジスカイデッキ」には、3次元点群データで富士山頂を再現した空間が広がり、山頂付近の「お鉢回り」ができる。運用開始から初めて新年を迎えるに当たり、元日から20日正午までお正月バージョンとして御来光のデザインにする。 静岡県のイメージキャラクター「ふじっぴー」のおみくじや、巨大鏡餅を組み立てるゲーム、お雑煮投票などの企画も楽しめる。火口に設置した足湯につかって家族らと会話できるようにするなど、仮想空間ならではの体験を用意した。 静岡県公式X(旧ツイッター)をフォローした上で、現実の世界で撮影した富士山の写真を「#メタバースシズオカ」と「#富士山」を付けて投稿すると、ふじっぴーグッズが抽選で当たる企画も実施する。利用は、静岡県ホームページのリンクから。
静岡新聞社