巧者のグラブ 捕手・宇佐見真吾「ディテールにもこだわった操作性抜群の青いミット」
プロフェッショナルたちは、グラブ選びにこだわり、日ごろのメンテナンスにも細心の注意を払う。すべては勝負どころの1プレーで最高のパフォーマンスを発揮するためだ。まずは、各ポジションの巧者たちに“商売道具”を紹介してもらおう。 構成=編集部 協力=北海道日本ハムファイターズ 写真=山口高明 GLOVE ゼット 現在使っているキャッチャーミットは昨年の試合用と、今シーズンから新しく使い始めて馴染ませているものを使い分けています。2つとも色は青。プロに入った当初は黒や赤のミットも使っていましたけど、投手は青が見やすいって言うのを聞いて。それで青にしています。だから自分の好きな色とかではなく、バッテリーを組む投手のための青です。メーカーはゼット。使い始めたきっかけは母校の城西国際大の監督さんが使っていたからです。大学3年の春くらいのときにメーカーの方をご紹介いただいて、そこからの縁です。 こだわりとまで言えるか分かりませんが、僕はミットの中で手が動いてしまうのが嫌なので、親指部分の革を締める紐を1球受けるたびに自分で引っ張って、親指の位置を固定しています。また・・・
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週刊ベースボール