《芸能界引退後の意外な転身先》岩佐真悠子さんが語る介護職で働く4年間 最初は苦労するも芸能界の経験も活きた「特にやりがいを感じるのは入浴介助」
キャリアプランと介護職の楽しさ
今は介護福祉士の資格取得を目指しているという岩佐さん。今後のキャリアプランをどう考えているのか? 「将来的にケアマネジャーの資格をとりたいと思っています。ケアマネジャーは現場に立つこともありますが、主な仕事は利用者のケアプランを考えること。 テストも難しく、更新もあると聞きますが、資格取得をめざすことで介護の理解を深めることもできますし、長く働くことを考えたら、取っておいてもいいのではないかと考えています。勉強できる自分の脳みそと気力があるうちに(笑い)、とっておきたいですね」 介護の仕事の楽しさや、やりがいも教えてくれた。 「私たちが日常的に当たり前にできることを、利用者のみなさんもできるように少しお手伝いさせていただくのが介護の仕事だと思っています。少しでも気持ちよく過ごしてもらえたら、いつも不機嫌な人からも笑顔が出てきたりするんです。 それだけで、よっしゃ!と思えますし、充実した日々を送っています。介護の現場はわかりにくい用語もあったりしますが、現場に入れば先輩に聞きながら学んでいけますし、副業として始める人も多い。それに、介護事業所って明るい雰囲気のところが多いんです。同僚と声を掛け合いながら、楽しくお仕事ができて、この職業を選んでよかったなと思います。 もちろん楽しいことばかりではないです。きついことや、時にはちょっと泣くようなこともありますけど、でもやっぱりそれを踏まえても、私にとってはやりがいがあって楽しいなと思える職業です」 ◆岩佐真悠子 元俳優・現介護職員。2020年に芸能界を引退し、現在は介護士として活躍中。 取材・文/イワイユウ
【関連記事】
- ▶つづきを読む《芸能界から介護職に転職》「ミスマガジン2003」同期の岩佐真悠子さん&西田美歩さん「介護職は笑顔になってもらう仕事」「家事スキルも上がり、若くいられる」
- ▶第3回を読む《ミスマガジンから転身》介護現場で働く岩佐真悠子さん&西田美歩さん「アイドルや女優は介護職に向いている」「中卒でも国家資格を取れるのは魅力的」
- 安藤なつさん「介護福祉士」を取得!国家資格に挑戦した理由「介護職のネガティブイメージを変えていきたい」
- 新田恵利さんが明かす母の介護と看取り「フルマラソンを走りきった充実感」後悔しない最期の迎え方
- 「悔しいです!」お笑い芸人・ザブングル加藤歩さん、介護施設でのボランティア経験を語る「利用者さんに僕のほうが励まされた」