リーグ戦で10試合で“8ゴール”のみとソシエダの得点力不足が大問題 サディク、オスカールソン、ベッカーと当たらぬFW補強
頼れるFWが少なく
19日にラ・リーガ第10節でジローナと対戦したレアル・ソシエダは、FWミケル・オヤルサバルのゴールで何とか1-0の勝利を収めた。 アウェイでジローナ相手に大きな勝利ではあるが、相変わらずソシエダの攻撃は湿り気味だ。ここまで10試合をこなして8ゴールしか決まっていない状態で、得点力不足の課題は続いている。 スペイン『Fichajes』は、移籍市場でのFW補強が当たっていないと問題視する。2022年に獲得したFWサディク・ウマルはその代表例で、ここまで45試合を戦って4ゴールしか決めていない。センターフォワードとしては不合格だろう。 今夏にはコペンハーゲンから2000万ユーロで20歳のアイスランド代表FWオーリ・オスカールソンを獲得しているが、同メディアはオスカールソンもまだ指揮官イマノル・アルグアシルを納得させるには至っていないと厳しい評価を下しており、現状はオヤルサバルか久保建英の得点力に頼るしかない。 ウニオン・ベルリン時代には2022-23シーズンにブンデスリーガ11ゴールを決めたFWシェラルド・ベッカーもいるが、こちらもソシエダでは期待はずれだ。 守備陣が失点を8に抑えていることで何とか11位に位置しているが、8ゴールしか奪えていない現状の攻撃陣ではもっと順位が下がってもおかしくない。ソシエダは今冬にも前線を強化するしかないだろう。
構成/ザ・ワールド編集部