黄金世代の臼井麗香 "アンチ"にもめげず初優勝! SNSで「見た目」の書き込みにも「頑張ろうと思った」
1学年下で仲がいい稲見萌寧にも背中を押してもらった。オフにトレーニングの一環としてキックボクシングを取り入れているのは、稲見の勧め。 「萌寧が日本にいる間は結構一緒にいるんですけど、キックボクシングやりなって言われて。このオフからは結構頻度をふやしました」 中継局の放送では「このオフはまずスウィングや技術よりもまず土台(の体)を見直さなきゃいけないなと思ったところから変わりました」と振り返った。 その稲見からは優勝決定直後にマネジャーを通じて連絡があったという。 「泣いちゃうから後にしてって言いました」 ニックネームは『レイチェル』。独自のファッションセンスで何かと目立つ存在だが、マイペースを貫く。 「(見た目について)結構言われやすくて、毎日言われています。SNSとかは書きやすので、結構あります。アンチコメントがあっても、見てもらえることはうれしいので、頑張ろうと思いました」 初優勝までは時間がかかったが、早くも次の目標を掲げる。 「見た目がスポーツマンらしくないので、まぐれだろうなと思われるかもしれないけど、次の試合から2勝目が1勝目だと思ってやっていきたいなと思います」 宝塚歌劇団の大ファン。 「(初優勝の瞬間は)宝塚のイメージが強いので舞台みたいな、登壇みたいな感じでグリーンに上がっていくのを想像していたんです。2勝目はそうなりたいです」 遅れてきた『シンデレラ』の夢にはまだ続きがある。
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