東海3県上場企業4~9月期まとめ 7割増収、5割が増益 円安恩恵も中国減速響く
東海3県(愛知、岐阜、三重)に本社を置く上場企業の2024年4~9月期決算(金融、証券除く)が、ほぼ出そろった。集計した170社のうち68・8%を占める117社が増収、純損益では48・8%に相当する83社が増益(黒字を含む)となった。グローバル製造業は円安などで増収を維持したが、中国経済の減速や完成車メーカーの減産、人件費、原材料の高騰などで利益面では伸び悩んだ。通期は約7割が増収、約5割が純損益で増益(黒字を含む)を見込む。(3面に一覧表)