【中継】京都・嵐山のエリアで“最も紅葉が美しい”庭 「あっと言う間に冬」近畿厳しい冷え込み
読売テレビ
25日朝の近畿地方は放射冷却の影響で寒気が強まり、兵庫の北部などでは、今シーズン一番の寒さとなりました。 「あ~~さむーーーい!」 25日朝は豊岡市や姫路市などで今シーズン一番の冷え込みとなり、神戸市内の最低気温は7.3℃と12月上旬並みの寒さに。大阪市内では厚着をして出勤する人が多く見られました。 通勤する人 「朝からコートを引っ張り出してきています。あっという間に冬になってきているなという感じです」 「今までが暑かったから(体に)こたえます」 「布団から出るのが ちょっと辛くなりますね」 こ~んな季節に食べたくなるのが…そう!かに~! 参加者 「カニさーん、ありがとう。かにー!」 「大谷さーん、おめでとう」 23日、兵庫県豊岡市で行われたのが、カニへの感謝を込めた絶叫大会! 参加者 「(かに)食べ過ぎて~太りました~!」 「昨日人間ドックで絶食でした~ スタンバイOK~!」 そして、この時期、叫びたくなるのが… 「紅葉、見に行こーよー」 この後、京都嵐山から真っ赤に染まった紅葉をお届けします。 ◇◇◇ (取材・報告=阿部 頼我 記者) 京都・嵐山にある宝厳院(ほうごんいん)からお伝えします。 宝厳院は有名な渡月橋から歩いて5分ぐらいの場所にあり、世界遺産「天龍寺」の塔頭(たっちゅう)、お寺の中にある別のお寺としても知られています。 こちらは「獅子吼(ししく)の庭」といわれています。回遊型の小さな庭になっていて、中には200本以上の木々が植えられています。寺の方に話を伺うと、「(紅葉は)きょうの時点でだいたい5割くらい。この週末には一番の見ごろを迎えるんじゃないか」とおっしゃっていました。 一番の見どころが赤と緑のコントラストです。紅葉の「赤」が見事なのはもちろんですが、注目したいのが地面の苔です。見事な苔の「緑」と、この紅葉が真っ赤になった時のグラデーションが、非常にきれいで人気なんです。 大きな岩が見えてきました。こちらは「獅子岩」といいます。なぜ獅子かというと、この目と鼻と口で、横を向いたこの獅子のように見えるのが分かりますか。獅子のように見えるので、獅子岩といわれています。「獅子吼(ししく)の庭」ともかかったようなネーミングになっています。 ただ、こちらの庭は普段は非公開です。春と秋の期間限定で特別に公開されています。 また見ていただきたいのが、夜の映像です。 このあと午後5時半から「夜間拝観」、ライトアップが行われます。これは、きのう撮影した映像ですが、やはり日中とは少し違って幻想的で、さらに落ち着いた雰囲気を楽しむことができます。嵐山は、日中はかなり人で混雑しますが、早朝と閉門間際の夜間は、比較的すいていて狙い目だということです。 寒さ対策はバッチリした上で、特に紅葉がきれいに見える早朝、それから夜間の紅葉もみじ狩りを楽しんでみるのもいいんじゃないでしょうか。