松島かのん率いるアイドルグループ「EYE CANDY」お披露目ライブに密着
2024年12月20日「制コレ22」準グランプリ、3代目「シントトロイデンガールズ」の松島かのんが7人組アイドルグループ「EYE CANDY」として活動することが発表された。 【写真あり】円陣を組み、掛け声をかけ、いざ本番! ステージに立つ直線の貴重なショット デビューを記念しおこなわれたお披露目ライブを本誌記者がレポートする。 21日、東京・SHIBUYA SCRAMBLE S MAGNET by SHIBUYA109 7階ステージ。14時の入場開始と同時に会場には多くのファンが集結し、ステージに映し出されている大きなアーティスト写真に思い思いに携帯電話やカメラに収めている。なかには幼稚園に通う小さなファンから、台湾から来たファンまで。 あっという間にパンパンになった会場には、デビュー曲「褒めてもいいんだよ」が流れ、バックステージから聞こえたメンバーたちの「Go EYE CANDY!」の声がすると、客席の拍手とともにボルテージが一気に高まっていった。 トルコ行進曲をサンプリングしたオープニングサウンドエフェクトをバックにメンバーが登場し、手拍子とともに1曲目「恋新喜劇」は松島のソロパートから始まる。7色のサイリウムが会場を包み込み、松島と夏川あかりの手つなぎの演出に初々しさを感じながらも、2曲目の「5cm」では今日のために猛練習してきたというダンスが織りなす世界観を感じながら、加藤ひららと鈴野那奈のソロが華を添える。 「デビューライブにお越しのみなさんこんにちは! 目からハッピーチャージ、私達EYE CANDYです! よろしくお願いします!」深々とお辞儀をし、20日にデビューしたことを祝福されるメンバーたち。 MCでは自己紹介と担当カラーが紹介され、サブリーダーを務める加藤ひらら(キャンディレッド)から望月麗愛(キャンディブルー)、春野楓華(キャンディパープル)、夏川あかり(キャンディイエロー)、井上心那(キャンディオレンジ)、鈴野那奈(キャンディピンク)、そしてリーダーを務める松島かのん(キャンディグリーン)へと繋いだ。 「この7人で頑張っていくので応援よろしくお願いします! まだまだライブ盛り上がっていきましょう」と3曲目に入ろうとしたとき、急な音響トラブルもあったが、「まだ話して良いそうでーす。MC位置に戻りましょう」と松島が機転を効かし、笑いもあり会場はほのぼのしたムードに。 「デビューライブが決まってからは、本当にたくさん練習してきました。アー写を撮ったり、レコーディングだったり、気付けばドタバタして1ヶ月経った頃に曲の準備ができました。それでは聴いてください」と3曲目「僕を好きになるために」がスタート。 ふんわりとしたしなやかなダンスにかろやかさを感じながら、サブリーダー・加藤のソロパートに思わず息を呑む。続いての4曲目「強欲! ちょろめプリンセス」は可愛さ全開で、かわいい手ハートを取り込んだダンスに客席からも手ハートが届く。手拍子で一体感を増すなか、5曲目「We Are EYE CANDY」はなんと春野と望月のラップから始まるアップテンポのキュートな楽曲。夏川のソロに見事なフォーメーションをみせた。 息を切らしながらも笑顔で駆け抜けたメンバーだったが、「続いてが最後の曲です」とのMCに会場からは「もっと見ていたい」とレスポンスが。 加藤の「大人かわいい歌詞に注目して欲しいです。細かいところもかわいくて、みんなでいっぱい練習したので最後まで楽しんでください」とMCが続くと、なんとこの曲は観客の動画撮影が可能に。「SNSでいっぱい拡散してください」と松島。ラストの曲「褒めてもいいんだよ」は加藤のソロから望月のしなやかなダンス、夏川のキレキレのダンス、そして全員でのハートのバトンダンスと続き、ダンス経験者が多いなか、ダンス未経験の最年少・15歳である鈴野がステージを走り回り「あれ? もう落ちちゃった?」と夏川の不意打ちのセリフにキュンとしながらライブ本編を締めくくった。 松島の「デビューライブにお越しいただきありがとうございます! 是非みなさんこのなかで推しをみつけて遊びに来てください」というコメントにこたえるべく、「かわいい」「デビューおめでとう!」とファンからのあたたかい声が会場を包み公演の幕を閉じた。 グループのキャッチフレーズは「目からハッピーチャージ!」。 目から癒やされて欲しいという意味だが、コンセプトの「正統派のカワ楽しい」が終始伝わるパフォーマンスに今後の活躍が楽しみなところである。ライブが終わり特典会も開催されたが時間いっぱいまでファンひとりひとりとの交流を楽しむメンバーたちの姿があった。 「3年後に1万人規模の会場でライブすること」を目指すEYE CANDY。略称の“あいきゃん(I can)”通り有言実行してくれるに違いない。
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