時短勤務をしたら評価はあがらない?働き方を変える女性のモヤモヤ【ミモレ登場!『あさイチ』連動特集】
時短勤務の代替要員確保が重要
NHKが行ったアンケート調査では、学童保育の待機児童は東京23区全体で2514人という結果に。待機児童問題の解決は急務です。また、時短勤務をする人が引け目を感じてしまう現状や、代替要員不足への課題意識の声があがりました。
全員がフルタイム前提は持続可能ではない
その他、離職や休職、時短勤務経験者以外の方からもこんな意見が寄せられました。 自分の望むキャリアを諦めないため、それは「以外」の方も同じ。幸いと言ってよいか、私が働く職場は時短の方も同じ職場に戻り、キャリア積まれていますが、それは「以外」の方のフォローがあってこそ。その「以外」の方が疲弊していてもなんの制度もなく、何人もやめてほしくない仲間が辞めていきました。今の職場も時短が多く、正直私も離職が選択肢に出てきています。 時短の方が悪いわけではありません。フォローするメンバーに時短の方が「申し訳ない」、と思わせてしまう会社の体制が悪いと思います。時短の方もそうでない方も双方がお互いの立場を尊重しあえる制度が出来ないかと考えますが、残念ながら時短者の方への制度しか私の会社にはありません。世間的にそういった会社のほうが多いと感じています。 いまだにライフスタイルの変化で働き方の変化を求められるのは圧倒的に女性が多いのが現状です。女性の多様な働き方を実現するためには、男性の働き方も見直される必要があると思います。 男女ともに、育児に関わらず、介護や突然の病気などさまざまな事情でフルタイムで働くことが難しくなる可能性は誰にでもあります。全員がフルタイムを前提とした体制ではなく、誰がいつ抜けても成り立つ体制づくりが必要です。また、例えば趣味や勉強など、誰もが仕事以外の生活にも時間をさける働き方が認められる社会になって欲しいと思います。 写真:Shutterstock 文・構成/ヒオカ
ヒオカ