豪邸建築家・城戸崎博孝が選ぶ「世界一の豪邸」はビッグ・ベンゆかりの建築家がつくった貴族の館!
品格と知性に満ちた邸宅を数多く生み出している城戸崎博孝さん。真のラグジュアリーを体現する建築家として唯一無二の存在です。その城戸崎さんが心惹かれたという「世界一の豪邸」と、その理由を語っていただきました。 【写真集】豪邸建築家・城戸崎博孝さんも認めた!世界一の豪邸
城戸崎さんが選んだ“世界一の豪邸”は「クリーブデンハウス」(イギリス)
「ロンドンより車で40分のテムズ河畔の小高い丘陵地、152haの広大な敷地に立つ英国貴族の館。340年前に建設され、大富豪アスター卿の館となりました。現在は、英国National Trust によって当時の姿のまま大切に維持管理がされ、一部は宿泊施設として活用されています。館の前面に広がる広大な西洋式庭園をはじめWater Garden、Secret Gardenなどがあり、その先のテムズ河畔沿いの広大な邸内のWoodlands を散策することができます。貴族の館と周辺環境を当時のままの姿で保全している英国National Trust活動の偉大さを感じずにはいられず、英国の伝統と歴史を国民の誇りとして伝えていくことの意義を大切にする姿勢に感銘を受けます」
設計者はあの超有名建築も手掛けたサー・チャールズ・バリー
この「クリーブデンハウス」の設計者はサー・チャールズ・バリー。1795年ロンドン生まれで、「ビッグ・ベン」の愛称をもつ時計塔が象徴的な英国の国会議事堂「ウェストミンスター宮殿」の再建を手掛けたイギリスの建築家です。彼は他にも多くの建築物や庭園をつくりました。
城戸崎さんにとっての「豪邸」とは?
「建物の細部までつくり込まれた品質が、年月と共に熟成してゆく、品格を備えた建築を『豪邸』と考えています」と語る城戸崎さん。 美しさと居住性、ロケーションへの配慮など徹底した信念を抱き、唯一無二の住宅をつくり続けている城戸崎さん。ご自身が設計した多くの建築も、時を超えて無限の魅力を放っていくことでしょう。