福岡・金明輝監督 異例の80分超ロングラン就任会見 過去のパワハラ問題をツッコまれる場面も
福岡の金明輝(キン・ミョンヒ)新監督(43)が16日、福岡市内で就任会見に臨んだ。 鳥栖の監督時代に選手、スタッフへのパワハラ行為により処分を受けた過去があり、サポーター団体からは就任に対する抗議も出ている。急きょ、YouTubeで生配信され、1時間20分を超す異例の就任会見となった。 メディアからは「当時の被害者に直接謝罪したのか?」という厳しい質問も飛んだ。すかさず川森敬史会長が「釈明会見ではないので」と割って入るなど、重苦しい雰囲気が続いた。金監督は「これからの言動で信頼を少しずつ取り戻していけたら」と神妙な表情で語った。 新監督はパワハラ問題後、22年に指導者ライセンスがS級からA級に降格。社会奉仕活動への参加などを経て、22年から町田のヘッドコーチを務めた。研修プログラムも受講し今年2月にS級ライセンスを再取得していた。