「トップからボトムまで、どこでも釣れるのが秋!」五三川・大江川のスーパーロコが気難しい秋の攻略法を伝授!
五三川・大江川など中部エリアの河川をホームに活躍し、長良川でガイド業も営んでいる中川雅偉さんが、秋の攻略法を解説。涼しくなってより活動的になるのはバスも人間も同じ。秋本番のバスフィッシングを楽しむためのおすすめルアーを3つに絞って解説してもらいました! 【画像】秋のおすすめルアー3選「スティーズポッパー・スティーズホグ・T.D.バイブレーション」
秋の五三川・大江川は広くスピーディーに探るべし!
まず、五三川・大江川では秋のバスはどのような動きになっていく? 中川「夏の高水温のうちはバスはシェードやカバーにピッタリ着くことが多いですが、秋になって水温が下がり、バスの適正水温になるとより動きやすくなり、カバーから離れることも多くなります。ですので、バスはフィールドのいろいろな場所へと動き回るようになり、広範囲の攻めが必要になってきます。エリアだけでなく、バスが釣れるレンジもさまざま。トップから中層、ボトムまでよく釣れる。釣りの選択肢が一番多いのが秋ですね」 では、そんな活動的なバスを釣るには、どんなエリアを狙っていけばいいのでしょう? 中川「自分がよくやるのが、沖の地形変化などを狙った釣りです。沖に沈んだ岩やゴロタ、沈み物を狙うんです。基本的には、ボトムの硬いところというイメージです。あとは、五三川・大江川には大雨などで流れてきた木の枝などもボトムに堆積しているので、そこも狙いめですね。あとポイントになるのは流れです」 流れというと? 中川「基本的に五三川・大江川はあまり流れない川なので、雨などのタイミングで流れが発生するとチャンスになります。秋はバスのボイルがよく起きたりもするのですが、それも流れがあるときのほうが見かけますね。流れやボイルは目で見て判断できる材料ですので、まわりをよく観察しながら釣りをすることは大事です。ボイルがあった場所は、バスもたくさんいると思うので、粘る価値ありです」
秋のDAIWAおすすめルアー3選その1・スティーズポッパー50F/60F
それでは秋に活躍するルアー、まずひとつめに挙げるとするなら? 中川「スティーズポッパー50Fと60Fです。個人的に秋は一番トップに反応する時期だと思っていて、適正水温になってバスが動きやすくなり、水面にも出やすくなる。浅いエリアなら特に水面はバスにとってエサを追い詰めやすいですよね」 中川「秋はボイルも多く見かけるので、そういったタイミングにポッパーは入れていきます。ポッパーは、ポップ音を大きく出すようにアクションさせれば深いところからバスを呼べるし、速めに動かせば横方向に追わせて食わせることができる。いろいろな誘いに対応できるので、秋はポッパーをよく使いますね」 スティーズポッパーのアクション方法は? 中川「バスを深い場所から浮かせて食わせたい場合は、ポコッ、ポコッと2~3回ポッピングさせてポーズ。浅い場所はドッグウォークさせてポーズ、という感じです。50Fと60Fは、ベイトサイズ、シルエット、アピール力、音の大きさなどで使い分けています。メインは60Fを使っていて、ちょっとタフなとき、静かに誘いたいときは50Fにローテーションしたりします。エビ系が追われているときは50Fですね」 【使用タックルスティーズポッパー50F用】 ロッド:ブレイゾンS64L リール:リール:ルビアスLT2500S-XH + SLPW TYPEαLT2500-LT3000 QDノブ ライン:UVF タトゥーラ センサー×8+Si 20.6号、フロロリーダー6lb 【使用タックルスティーズポッパー60F用】 ロッド:スワッガーC66ML+ リール:スティーズSV TW100HL ライン:スティーズデュラブラマックス12lb