リカルドが2026年にキャデラックからF1に復帰? チーム重鎮が「経験豊富なドライバーを起用する」と気になる発言
今季のF1第18戦シンガポールGPまでRBから参戦し、翌アメリカGPからシートを失ったダニエル・リカルドが、F1のグリッドに再び戻ってくる可能性が高まっていると英国の専門メディア『PlanetF1.com』が紹介した。 【画像】世界を舞台に活躍する日本人F1ドライバー、角田裕毅の車から離れたオフの表情を厳選して紹介! 同メディアは2026年から11番目のチームとして参戦が決まったキャデラックに注目。同チームが本拠地を置くアメリカには、F1での経験豊富なドライバー候補者がいないため同国で絶大な人気があり、かつ経験も申し分ないリカルドに白羽の矢が立つ可能性があると主張した。 事実、同チームの取締役を務めるマリオ・アンドレッティは「私達の立場からすると、最初は(国籍問わず)経験豊富なドライバーをひとり、そして若い才能のあるアメリカ人を起用する。これが現時点での目標だ」と発言するなど、経験豊富なドライバーを歓迎している。 また、古巣レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナー氏もリカルドのアメリカでの人気について評価しており、アメリカGP終了後には「彼はレッドブルとともに成長し、今は少し休んでいる。しかし彼が何らかの形でアメリカでの活動に参加したいと選択した場合、私達は非常にオープンだ」と話していた。 思わぬところから抜てきの声が上がったリカルドは2011年にF1デビューを果たし、レッドブル、マクラーレンで優勝8回を記録。ヒスパニア・レーシングやトロ・ロッソ(現RB)、ルノー(現アルピーヌ)などのチームを渡り歩いた経験は新規参戦チームにとって有利に働く可能性がある。 構成●THE DIGEST編集部
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