鉄工業界の繁栄願う 足利市の金山神社で「ふいご祭り」
とちぎテレビ
足利市にある神社で12月6日、鉄工業界の繁栄を願い昔ながらの鍛冶の技を披露する祭りが行われました。 鉄工の神様をまつる金山神社の例大祭「ふいご祭り」です。この祭りは、炉に風を送る道具「ふいご」を使った昔ながらの鍛冶の技法を伝えるとともに、鉄工業界の繁栄を祈るものです。 また、2024年は鉄工の神様をまつる石の本殿が作られてから100年、現在の場所で本格的に祭りが始まってから50年の節目の年でもあります。 足利鉄工業協同組合と足利鉄工団地協同組合から代表の5人がおよそ1千500度の炉で熱せられた鉄の棒を、大きなハンマーでリズムよく打ちつけ鉄の輪を1つ作ります。完成したものは代々続く鉄の輪につなげられ、神社に奉納されました。 組合員のほか地元の高校生や小学生なども集まり、昔ながらの技術を見守りました。
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