「毎日掃除をしなくても死なないし、野菜を毎日食べなくてもよしとする」名言続々! 働くママから目からウロコのアドバイス
潔く、淡々と、あきらめの境地でコツコツ
「年子が生まれたばかりの友人に『やることが多い夕方以降は大変? 』と聞いたら、『いろいろ諦めれば、まぁまぁかな』と。私も大変なときはその言葉を思い出して『よし、これは諦めるか!』と、潔くできることをコツコツやるようにしています」(あきらめの境地でコツコツこなす/ねこ) 「夫は家事が苦手だし、私がやったほうが早いしキレイ。そのかわり夫には子どもとの遊びは一生懸命やってもらいます。小さい頃から夫はいろんな行事に参加していたので、成長した今でもそれが当たり前となり、夫だけで行事に参加することも普通になりました」(あきらめの境地でコツコツこなす/えーちゃん) 完璧を目指すよりも、心の中で折り合いをつけている人の声が寄せられました。一方でこんな声も。 「0歳9ヶ月で息子を保育園に預けて職場復帰しました。朝は保育園が開くのを待って一番乗りで息子を預けて、走って駅に向かって電車で出勤。時短勤務を終えたらまた走って息子のお迎えです。帰宅したら息子のご飯、大人のご飯を終えてお風呂入って寝かしつけ。息子が寝たら洗濯と翌日の保育園の準備です。これだけ頑張っても家事は終わらないし、仕事も時短で中途半端。夫は朝早く夜遅い仕事なので頼れません。頑張り過ぎて、全身に蕁麻疹が出てしまいました。家事も子育ても仕事も、全部やる方法を教えて欲しいです」(隙間時間や休日に、溜まったストレスを解消する/ぴょん吉) 5人の母であり末っ子は3歳という、働く母歴15年の収納スタイリスト®吉川永里子さんからの応援メッセージです。
「中途半端なんかじゃない、十分にやれています。そして頑張った種はいずれ実ります」と、吉川さん
「家事に育児にお仕事に、毎日本当にお疲れ様です! ぴょん吉さんはどんな家事が終わらないのでしょうか? 十分やれているように見えますよ! 仕事も中途半端と感じているようですが、子育て1年目なんてほとんど仕事はできないと思っておいた方が賢明でしょう。これからお子さんがいろんな病気にかかって、しょっちゅう呼び出されたりしますし。うちは中学生になっても、年に数回はお迎えに来てくださいって呼び出されるので、それが5人もいるので毎月誰かしらのお迎えに行ったり、看病で2~3日仕事に行けなかったり(笑) そんな働く母15年目です。 私は次男のときは生後2ヶ月で復帰したのですが、今思い返すとあの時のことは記憶にないですね~。うちの夫も平日は頼れなかったので、平日は基本的に1人で回していました。その分夫には休日に子どもを見てもらって、家のことや自分のこと、または仕事をしていました。 それでもなんとか3歳・0歳を抱えて生活が回せていた最大の理由は、保育園から徒歩30秒の場所に引っ越したから(笑) とにかく移動時間を最小限に整理しました。これは自分にとって大きな決断でしたが、雨でも雪でも登園が辛くないというのは本当に力になりました。 それから、家事もかなり整理し手放しました。 幼児食と離乳食両方を作るのがかなり大変で、離乳食は市販のベビーフードや冷凍野菜を活用。大人の食事は曜日によってメニューを固定して、限りなくバリエーションを減らす。 洋服はコーディネートを決め打ちしたり、洗濯物は浴室乾燥機を頼り、夜干す生活に切り替え。とにかく使う食器や調理道具、着る洋服も最小限にすれば、洗ったあとすぐ使うローテーションになるから『しまう』『戻す』という家事が省けました。 あとは3歳の兄になんでもお手伝いしてもらって、小さな協力者になってもらっていました。もちろん実家の母にヘルプを出す時もありますし、それでもしんどい時は地域のサポーターさんなどを有料でお願いする日もありました。 そうやって1人目も2人目も育休なしで復帰してすごく大変だったので、末っ子の時に保育園事情が緩和して約1年お休みしても保育園に入れた時は、世界が平和になってる!!って思うくらい嬉しかったです(笑) 大切なのは『なんのために大変な思いをしてまで働いているのか』ということを、自分の中であらためてはっきり意識を持つことだと思います。 そしてその一番大切な理由以外は、プライオリティを限りなく下げること! 私の場合は『子どもがいるからこそできる整理収納の仕事』が大事だったので、仕事の質が落ちたとしても、家事ができなくても、とにかくやめない。なんなら子どもと一緒に仕事する!そう思って働いていました。 ぴょん吉さん、今すごく頑張っていると思います。そして頑張っているからこそ、なんでうまくいかないの? って感じてる。大丈夫。頑張ってる種はそのうち実ります!そのうち働く母レベルは確実に上がります!そして今プライオリティを下げたことも、5年後には普通にできるようになります。だから休日に1人の時間を作って思いっきり好きなことをしたり、ダラダラしてストレス発散して、また平日頑張ってください。 応援しています!!」
吉川永里子(よしかわ えりこ)
5人のママで、片づけられない女だった過去の経験を活かして、収納スタイリスト®・整理収納アドバイザーとして活動する片づけのプロ。「片づけはストレスフリーに生きる近道」をモットーとし、個人宅のアドバイスから雑誌やテレビの出演・講演など幅広く活動します。 (取材・文/和兎 尊美、たまひよONLINE編集部) ※文中のコメントは「たまひよ」アプリユーザーから集めた体験談を再編集したものです。 ※調査は2024年5月実施の「まいにちのたまひよ」アプリユーザーに実施ししたものです。(有効回答数152人) ※記事の内容は2024年7月の情報で、現在と異なる場合があります。
たまひよ ONLINE編集部
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