選手名鑑で漢字を覚えた太田宏介が「強烈に憧れた」選手は?「輝いて見えた」のは空港職員!36歳の今も異空間にワクワク
「今だったらスパーズ、ブライトン、シティが面白い」
地元クラブ、FC町田ゼルビアでJ2優勝を果たし、史上初のJ1昇格とともに現役を引退した元日本代表DF太田宏介にインタビューを実施。昨季までと同様に、町田でボールを蹴っていた少年時代を掘り下げると、意外な職業への憧れが明らかになった。 【インタビューPHOTO】「底辺中の底辺からスタート」した太田宏介が愛する町田で有終の美!“幸せを運ぶエンジェルレフティ”を直撃 ――◆――◆―― ――海外サッカーはよく見ますか? 「見ますね。やっぱりプレミアリーグが見ていて面白いです。今だったらスパーズが面白いし、ブライトンも面白いし、シティも面白い。あとオランダとかで一緒にやった選手が数人いるので、そういう選手がいるチームは見ますね」 ――子どもの頃から結構サッカーは見ていましたか? 「Jリーグは見ていました。昔は民放でもやっていましたよね。あとは『やべっちFC』や『スーパーサッカー』はずっと見ていましたし、何より選手名鑑がすごく好きでした。選手名鑑で漢字を覚えたぐらいずっと見ていたので、サッカーは大好きですね」 ――特に注目していた選手は? 「三都主アレサンドロさんに強烈に憧れていました。あとはもちろんカズさんだったり、同じ町田市出身の北澤豪さん…大好きでしたね。昔はなかなか海外サッカーが見られなかったので、『フェイエノールトの小野伸二がゴール』みたいなニュースをダイジェストで見るぐらいでした」 ――幼い頃にサッカー選手以外で憧れた職業はありますか? 「幼稚園の年中の頃からずっとサッカー選手を目ざしていたので…(夢は)ずっとサッカー選手でしたけど、ちょっと興味があったのが、空港職員です。パイロットだったり、空港で働く人が輝いて見えました。飛行機がターミナルに着く時に、指示を出して、『こっちこっち』ってコントロールする人がいますよね。『あれかっこいいな』ってめっちゃ思っていました。荷物を運ぶ人もかっこいいですよね」 ――◆――◆―― 36歳になった今も、どこか異空間の雰囲気が漂う空港にワクワクするという太田。フィールドは違えど、同じ“最前線”で働く精鋭に強い魅力を感じたようだ。 取材・構成●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)