【MLB】大谷翔平がナ・リーグMVP最終候補に選出 ア・リーグはジャッジ、ソトらヤンキース勢が名を連ねる 日本時間22日に発表
MLBは日本時間12日、全米野球記者協会(BBWAA)の投票によって決まる最優秀選手(MVP)、サイ・ヤング賞、新人王、最優秀監督のファイナリストを発表しました。 【画像】勝利の瞬間ベンチを飛び出し笑顔を見せる大谷翔平選手 今季54本塁打、59盗塁を達成し、MLB史上初となる50本塁打&50盗塁の「50-50」を達成したドジャース・大谷翔平選手は、最終候補入り。過去21年、23年と2度の受賞経験がある大谷選手は、史上2人目の両リーグMVP、史上初の異なるリーグでの2年連続MVP受賞に期待がかかります。ライバルとなるのは、メッツのフランシスコ・リンドーア選手とダイヤモンドバックスのケテル・マルテ選手が選出されました。 一方、ア・リーグのMVP最終候補は、ヤンキースのアーロン・ジャッジ選手、フアン・ソト選手、ロイヤルズのボビー・ウィットJr.選手の3人。15年ぶりにリーグ優勝を果たしたヤンキースから2選手が選出されました。 ジャッジ選手は今季、大谷選手を振り切り両リーグトップの58本塁打、144打点をマークしリーグ2冠を獲得。同僚のソト選手は41本塁打、109打点を記録し、ポストシーズンでも勝負強い打撃を見せました。また打率.332を記録したロイヤルズのウィットJr.選手は首位打者に輝き、ジャッジ選手の3冠を阻止。さらに32本塁打、31盗塁でトリプルスリーを達成するなど、ハイレベルな争いです。 また、投手部門では、メジャー初挑戦ながら好成績を残したカブス・今永昇太投手はナ・リーグ新人王のファイナリストに残ることができず。パイレーツのルーキー、ポール・スキーンズ投手が名を連ねました。 既に全米野球記者協会による各アワードの投票は終了しており、今後は日本時間19日に新人王、20日に最優秀監督、21日にサイ・ヤング賞、そして22日にはMVPが発表されます。 ▽各アワード ファイナリスト一覧 ◆ア・リーグ:MVP アーロン・ジャッジ(ヤンキース) フアン・ソト(ヤンキース) ボビー・ウィットJr.(ロイヤルズ) ◆ナ・リーグ:MVP フランシスコ・リンドーア(メッツ) ケテル・マルテ(ダイヤモンドバックス) 大谷翔平(ドジャース) ◆ア・リーグ:サイ・ヤング賞 エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ) セス・ルーゴ(ロイヤルズ) タリック・スクーバル(タイガース) ◆ナ・リーグ:サイ・ヤング賞 クリス・セール(ブレーブス) ポール・スキーンズ(パイレーツ) ザック・ウィーラー(フィリーズ) ◆ア・リーグ:新人王 コルトン・カウザー(オリオールズ) ルイス・ヒル(ヤンキース) オースティン・ウェルズ(ヤンキース) ◆ナ・リーグ:新人王 ジャクソン・チューリオ(ブリュワーズ) ジャクソン・メリル(パドレス) ポール・スキーンズ(パイレーツ) ◆ア・リーグ:最優秀監督 A・J・ヒンチ(タイガース) マット・クアトラーロ(ロイヤルズ) スティーブン・ボート(ガーディアンズ) ◆ナ・リーグ最優秀監督 カルロス・メンドーサ(メッツ) パット・マーフィー(ブリュワーズ) マイク・シルト(パドレス)