【秋華賞馬体診断】セキトバイースト
「秋華賞・Ｇ１」（１３日、京都） 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生（美浦）、吉田順一（栗東）の両トラックマンが、出走を予定する各馬をＡ～Ｃ評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真】秋の女王は？秋華賞出走馬の馬体をチェック 【セキトバイースト Ｓ】 春に比べると胸囲に厚みが増し、ひ弱な印象はなくなった。ローズＳ時に比べると今回はかなり前重心だが、後肢は大きく流していないのは好感。つなぎは短く回転の速いピッチ走法で本質的にはマイル以下に適性はあるが、スピードが生きる馬場とコース形態から二千は克服可能だ。前走は３Ｆ目から１２秒前後のラップが刻まれてよどみのない流れを演出したが、今回も同様のペース配分で主導権を握ることがポイントだ。引き続き筋肉量は落ちておらず、前腕＆トモともにボリュームは十分。引き続き好状態をキープしている。（馬サブロー栗東・吉田順一） 〈１週前追い切り診断〉藤岡佑を背に栗東ＣＷで６Ｆ８３秒１－３７秒１－１１秒３（一杯）。ダンツドール（３歳１勝クラス）を相手に１馬身半先着した。機敏なフットワークを見せ、ラストの伸び脚も上々。前走・ローズＳ３着時よりも出来は上昇している。
