「TikTokで1日3万円稼げる」女性が約1900万円の詐欺被害 鹿児島県警が公表
鹿児島テレビ
鹿児島県警は、県内でうそ電話詐欺の被害が増えているとして、10月から定期的に県内の事件の手口と被害額を公開していて、11月14日は4件であわせて約2800万円の被害が発表されました。 このうち10月には、50代の女性が動画配信アプリの副業広告にからみ、約1900万の被害に遭っていたことがわかりました。 県警によりますと、10月中旬、県内に住む50代の女性が動画配信アプリ「TikTok」で「1日3万円稼げる」という副業広告を見つけ、担当者とLINEでのやりとりを始めます。 女性がLINEで送られてきた動画を閲覧したところ、少額の報酬がPayPayに入金されたため、女性はこの副業を信用してしまいます。 次に担当者は女性に「振込金額に応じて賞金がもらえる副業」を紹介します。 そして女性は「賞金をもらうため」などとして指示された口座に17回にわたり、総額約1900万円を振り込み、だまし取られたということです。 県警は、スマートフォンで見つけた副業広告から詐欺に遭う被害が多発しているとして、注意を呼びかけるとともに事件の全容解明に向けて捜査を進めています。
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