39歳パッキャオが9年ぶりTKO勝利で王座復帰「KO?大昔にあったね」
王者復帰した39歳のパッキャオが初防衛戦の相手に誰を指名するかが注目となる。 この6月10日に、昨年7月にパッキャオを判定で下す大番狂わせを演じたジェフ・ホーンをTKOで倒したWBO世界同級王者で3階級王者のテレンス・クロフォード(アメリカ)の名前が取りざたされているが、「それは、別の話だ。話し合いするべきこと、今は母国に幸せな気分で帰りたい」と答えをはぐらかした。またWBAの同級スーパー王者には、故障続きのキース・サーマン(アメリカ)も君臨している。 それでも年内に試合をするか?という質問には「決定てはないが、そのつもりでいる」と、12月に40歳となる新王者は、次戦は1年も間を空けない考えであることを明らかにした。 「この勝利は神に、そしてフィリピンの国民に捧げたい。今はフィリピンに戻ってリラックスすることを考えている。フィリピィンの皆さん、ありがとう」 フィリピンの伝説の英雄は、手洗い祝福でもみくちゃにされていた。パッキャオの通算成績は、これで69戦60勝(39KO)7敗2分けとなった。