自転車の酒気帯び運転などによる事故や違反は143件 改正道交法施行から1か月の大阪府警まとめ
大阪府警は2日、改正道路交通法の施行から1か月で、自転車の酒気帯び運転や酒酔い運転による交通事故が48件、交通違反が95件あったと発表しました。
車の運転免許の停止処分は3件
うち人身事故は1件で、11月9日に大阪市港区で自転車を酒気帯び運転していた20代の男性が、自転車に乗った30代の男性と接触し、いずれも軽傷を負う事故があったということです。 交通違反のうち71件は赤切符が交付され、23件は書類送検、残る1件は捜査中だということです。 また、車の運転免許の停止処分は3件に上っています。 これまで自転車についても、酒の影響で運転にふらつきがある「酒酔い運転」には5年以下の懲役、または100万円以下の罰金の罰則がありましたが、改正道交法の施行で飲酒運転に関する自転車のルールが厳罰化され、「酒気帯び運転」も3年以下の懲役、または50万円以下の罰金に科されることになっています。